2009年 08月 05日
ローマ時代の遺跡をところどころに残し、毎年6月~7月には世界的に有名な芸術祭が行われることで知られています。ローマからスポレートまでは、鉄道で1時間強。主要幹線上ではないけれど、ローマからなら充分日帰りは可能。ちなみに、私は、ローマを早朝に発ち、アッシジへ向かう途中に寄り道して行ったのですが、駅のバールが手荷物預かり所を兼ねており、鍵のある倉庫みたいなところに有料で預かってくれます。駅前からは、オレンジ色のバス(A、B,C)でリベルタ広場まで行きます。。 駅舎の右前あたりがバス停ですが、バス停らしい表示がとても見つけづらいです。ぐるぐる市内を周りながら旧市街まで走るので、意外に時間がかかることになり、帰りは列車の時刻に余裕をもって利用した方がよいです。リベルタ広場の一角には、古代ローマ劇場があり、そこから、メルカート広場(Piazza di Mercato)、ムニチピオ広場(Piazza del Municipio)、そして、ドゥオーモ周辺が主な歩き処です。これといって大きな通りが走っているわけではないので、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、古い石畳が続く街は、田舎らしさとお洒落な雰囲気が共存するユニークな街です。わからなくなって、何度か街の人に道を尋ねましたが、皆とても親切・・・Spoletoの絵葉書をくれたり、地図をくれたり・・・・。 スポレートのドゥオーモは、オルヴィエートと比較した場合にはやや地味~に感じるかもしれませんが、ドゥオーモ内には、フィリッポ・リッピが人生の最後に描いたというフレスコ画もあります。 時間が許すなら、市庁舎前からサッフィ通り(Via Saffi)を上って、カンペッロ広場(Piazza Campello)に出て、アルボルノツィアーナ城塞(Rocca Albornoziana)の裏手にある谷にかけられた、塔の橋(Ponte delle Torri)まで足を伸ばしてみると、また違ったスポレートの印象が残ります。吸い込まれそうに深い谷を望み、橋の上は歩けるようになっています。
by icutana
| 2009-08-05 21:22
| ウンブリア
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