2009年 11月 07日
フィレンツェの母と呼ばれるフィエーゾレ(Fiesole)の街、紀元前7世紀にエトルリア人が建設したという・・・その起源はフィレンツェよりも古く、”母”と呼ばれる所以です。長い間、フィレンツェをも支配していたようですが、12世紀にはフィレンツェによって制服されてしまいました(その後のルネサンス期において、フィレンツェは繁栄することになります)。エトルリア人が築いた街は丘の上にあることが多いですが、それは、当時の軍事上、衛生上の理由からだということです。現在では、フィレンツェからフィエーゾレ途中の坂道に富豪達の別荘が多い高級住宅地と様変わりしていますが、今でも古きよき面影が残る街並みが多いです。 アンティークな本屋さんをちょっと覗いてみました。 バス停のあるミーノ広場から、ガリバルディ広場方面、ツーリストインフォーメーションを左手に通り過ぎると、まもなく考古学博物館があり、ローマ劇場への入り口があります。こじんまりとした古代劇場跡ですが、夏にはここでオペラやコンサートなども行われているようです。 共同浴場や神殿跡も残されていて、遠い当時の回想にふけることができます。 ツーリストインフォーメーションで無料でもらえる地図には、散策コースのモデルが3通り表示されていて、中心部だけだと1.3kmの散策です。他には、少し街の外にでるコースが2通りありますが、長くても2.5km程度・・・ちょっと歩くと、オリーブの林の方に出たりします。 フィレンツェの混雑に疲れたら・・・最も近い穴場のフィエーゾレは人も少なくて、落ち着けますよ
by icutana
| 2009-11-07 17:37
| トスカーナ(フィレンツェ以外)
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